食品・菓子・ギフト業界 事例

衛生管理と高速成型を両立。接着剤レス製函と自動箱詰めで衛生リスク・人件費を大幅低減

食品・洋菓子・レトルト・飲料などの包装ラインでは、厳格な衛生管理と異物混入防止が最優先されます。環聯ジャパンの自動包装設備は、ホットメルト等の接着剤を使わずに強固な箱を組み立てる「底ロック式開箱機」や、ピロー包装菓子の「高速カートニングシステム」を通じて、手作業に起因する接触リスクを排除し、人手不足を根本から解決します。

導入前の課題と現場のボトルネック

1. ホットメルト糊の移り香・異物リスク

接着剤加熱時の臭気がデリケートな焼き菓子や茶葉に移る懸念や、ノズル詰まりによる糸引き(糊の混入リスク)が常に品質管理上の課題となっていました。

2. 繁忙期の手作業による箱折り限界

中元・歳暮やバレンタインなどのギフト需要期に箱折り専任スタッフを臨時雇用しており、人件費の高騰と作業者による組み立て精度のバラつきに苦慮していました。

3. 多品種パッケージの段取り替え負荷

商品ごとに箱の縦・横・高さが異なり、従来の製函機ではサイズ変更に毎回30分以上の工具調整が必要で、ライン停止時間が長引いていました。

導入ソリューションと自動化ライン構成

製函から充填、ロット印字までを一貫連携する自動化ラインを設計。作業者が箱や製品に直接触れる工程を最小限に抑えました。

製函工程

底ロック自動開箱機(HL-ZK10)

糊・テープを一切使わずに爪の噛み合わせだけで底抜けしない高剛性箱を成型。毎時最大1,000箱のスピードで後続コンベアへ直立供給。

箱詰め工程

連続式高速カートナー

ピロー包装された個包装菓子を自動でカウント・整列し、化粧箱内へスムーズにプッシュ投入。フラップの差し込み封緘まで連続同期。

印字・検査工程

インクジェット+外観検査

賞味期限・ロット番号の印字と同時に、画像センサーで印字かすれや印字抜けを自動検知。不良品はリジェクターで瞬時にライン外へ排出。

導入後の定量的成果

包装ライン作業人員
6名 ➔ 2名
約67%の省人化

箱折りの時間あたり処理数
約3.5倍に向上
ピーク時の残業ゼロ化

品種切り替え(型替え)時間
約5分に短縮
工具不要ハンドル調整

接着剤・副資材コスト
年間約80万円削減
ホットメルト廃止効果

食品・菓子業界向け 主なラインナップ

機種分類 代表モデル 主な用途・対象食品
底ロック自動開箱機 HL-ZK10 洋菓子・和菓子ギフト箱、レトルトアソート箱、調味料詰め合わせ
四方折りトレイ成型機 HL-ZA20 高級チョコレート箱(身蓋式)、クッキー缶の外箱トレイ、贈答フルーツ箱
自動カートニングマシン 高速カートナー 個包装スナック、スティック飲料、冷凍食品カートン、サプリメント小箱
円周・側面ラベラー ボトルラベラー ドレッシング瓶、調味たれボトル、日本酒・ワインボトル、ジャム瓶