紙器加工・パッケージ印刷・段ボール製函・コパッカー 事例
印刷・箔押し加工の美観を守り、箱折り・製函工程を高速自動化。多品種小ロットにも即応する紙器パッケージ成型技術
化粧箱印刷、段ボール加工、受託包装(コパッカー)の現場では、打抜き・貼り加工後の「箱組み立て・検品・梱包」に多大な人手がかかり、繁忙期の納期逼迫や作業員確保が恒常的な課題です。環聯ジャパンの自動折箱機・開箱機シリーズは、爪掛けロック成型や底ロック成型を高速かつ均一に行い、表面PP貼りや箔押し加工を施したデリケートな化粧箱も擦り傷をつけずに美麗成型します。
導入前の課題と現場のボトルネック
1. 複雑な折り加工による手作業への依存
飛機盒(N式箱)や額縁付き身蓋トレイは、折り筋に沿った多重の巻き込みやツメの差し込みが必要で機械化が難しく、人手作業による握力負担と組み立てムラが生じていました。
2. 印刷面・エンボス・箔押しの擦れキズ
高級化粧箱の表面コーティングやマットPP加工、金の箔押し部分はわずかな摩擦でも白化や傷が目立ちやすく、従来のプッシャー式成型機では製品ロスが発生していました。
3. サイズ切り替え時の長時間停止
印刷ロットが小口化する中、パッケージ寸法が変わるたびに金型交換やガイド調整に30分〜1時間以上を要し、機械を導入しても段取り替えロスで稼働率が上がらない問題がありました。
導入ソリューションと自動化ライン構成
ブランクス給紙から立上げ、折り込みロック、結束・集積梱包までを自動化し、資材ロスを極小化するラインを設計しました。
飛機盒(N式)・折箱機(HL-Z15 / HL-Z30)
大容量マガジンから真空パッドでシートを1枚ずつ確実に供給。サーボパンチャーと爪折り機構により、糊・テープを一切使わずに高強度なN式箱を高速自動成型。
底ロック箱 自動開箱機(HL-ZK10)
折りたたまれた状態の地獄底化粧箱を瞬時に開き、底面のフラップ同士を強固にインターロック成型。手作業の開箱工数を完全ゼロ化し、次工程へ直立搬送。
四方巻き込み成型機(HL-ZA20)
箔押しや厚紙コートボールの四方を美しく巻き込み成型。エッジのシャープな角立ちを維持し、表面を傷めないソフトクランプ構造で高級感を保持。
導入後の定量的成果
印刷・紙器・パッケージ業界向け 主な適合機種一覧
| 機種分類 | 代表モデル | 主な用途・対象パッケージ |
|---|---|---|
| 飛機盒(N式・タトウ式)折箱機 | HL-Z15 / HL-Z30 | EC配送用薄型段ボール箱、メール便パッケージ、靴箱、アパレル用額縁折箱(平らなシートから糊なし成型) |
| 底ロック化粧箱 自動開箱機 | HL-ZK10 | お菓子・食品用ギフトカートン、医薬品小箱、酒類化粧箱(地獄底構造の自動ロック開箱) |
| 四方折り・身蓋式トレイ成型機 | HL-ZA20 | 高級ブランド箱(身箱・かぶせ蓋)、コフレトレイ、ジュエリー・時計パッケージ(エッジ美麗成型) |
| 自動カートニングマシン | サック箱 / ホットメルト式カートナー | サック箱(キャラメル箱)への製品自動投入、フラップ差し込みまたはホットメルト接着封緘 |
| 外装用 段ボール製函・封函機 | 開装封箱 一体ライン | 完成した化粧箱を輸送用外装段ボールへ集積・自動箱詰め、上下クラフト/OPPテープ封緘 |