電線・通信ケーブル・ワイヤーハーネス・ホース・配管パイプ 事例
線材・チューブの旗型ラベリングからコイル結束・袋詰めまで。長尺物・円形部材の識別と梱包を全自動化
自動車用ワイヤーハーネス、LAN・通信ケーブル、医療・産業用シリコンチューブ、PVC配管パイプなどの製造ラインでは、丸みを帯びた柔軟な素材に対する「旗型(フラグ)ラベル・巻き付けラベルの貼付ズレ」や「コイル状に巻かれた線材の手作業による袋詰め」が生産効率向上の大きな障壁となっていました。環聯ジャパンの自動化システムは、線材専用ラベラーとオートバガー(自動袋詰め機)を連携させ、識別表示とパッキングの高速・安定処理を実現します。
導入前の課題と現場のボトルネック
1. 旗型(フラグ)ラベルの手貼りによるシワ・重なりズレ
ケーブルやチューブの両端に折り合わせて貼る旗型ラベルは、手作業では表裏の印字面が正確に重ならず、ズレやシワ・浮きが発生し、バーコード読み取りエラーの原因となっていました。
2. コイル状に巻いた線材の袋詰め・シール工数
巻き束ねた電線やホースは反発力(復元力)があり、市販のOPP・PE袋へ手作業で挿入してヒートシールする作業に手間取り、ラインタクトに追いつかない問題がありました。
3. 多様な線径・長さに対する段取り替え負荷
細線(φ1mm)から太径ホース(φ30mm以上)まで線径や束の厚みが頻繁に変わり、治具の調整や袋サイズの切り替え作業で設備停止時間が頻発していました。
導入ソリューションと自動化ライン構成
線材をしっかりセンタリング保持する専用クランプ機構と、サーボ式ラベラー・自動袋詰め機を同期させ、スムーズな連続ラインを構築しました。
線材・チューブ専用 旗型&全周ラベラー
V字型クランプでケーブルを固定し、旗型(二つ折り)ラベルをミリ単位の精度でピタリと貼り合わせ。長尺パイプには円周巻き付けラベルを気泡なく高速貼付。
コイル線材用 オートバガー(自動袋詰め機)
束ねたコイル電線やホースをコンベアから自動で袋開口部へスライド投入。同時に袋表面へ規格・型番バーコードをダイレクト印字し、熱シール密閉。
自動開箱機 + 重量用段ボール封函ライン
個別包装された線材パックをロボットで外装箱へカウント投入。重量のある金属ワイヤーや太径ホースにも耐える底ロック箱(HL-ZK10)や上下テープ封函機へ連携。
導入後の定量的成果
電線・ケーブル・ホース業界向け 主な適合機種一覧
| 機種分類 | 代表モデル | 主な用途・対象製品 |
|---|---|---|
| 線材・ケーブル旗型ラベラー | T1200 / T1201(折角・旗型) | LANケーブル、USBコード、ワイヤーハーネス、光ファイバーコード(二つ折りフラグラベル高精度貼付) |
| ホース・長尺パイプ円周ラベラー | T400 ロータリーラベラー | シリコンホース、PVC管、金属パイプ、エアコン冷媒配管(360度全周巻き付けラベル・ロット印字) |
| 自動袋詰め機(オートバガー) | コイル線材用オートバガー | 巻線電線束、結束済みホース、結束バンド、コネクタ・端子パーツの自動PE/OPP袋詰め・シール |
| 底ロック化粧箱 自動開箱機 | HL-ZK10 | 産業用コネクタセット箱、小型計器用外装箱、ハーネスキット箱(接着剤不要・底抜け防止成型) |
| 自動製函・封函機(三次包装) | 開装封箱 一体システム | 重量用外装段ボールの自動製函、コイル線材の集積箱詰め、上下テープ封函・出荷送り状貼付 |